2人以上の集団活動を組織と言います。組織を活動させる上で必要な【リーダーシップ】
そのリーダーシップがあることで組織に循環が生まれより良い価値を生み出すことは理解できると思います。しかしリーダーシップとはなんなのか?理解ができなければ体現することができません。今回のセミナーでは体現ができるように解説した動画になります。
責任
クライアントとトレーナーがビジョンを明確にし、実現に向けて揺るぎない決意と熱心な取り組みを促す事が使命だから
※ここでカウンセリングが重要だということを理解する。
真のリーダーシップ
従わない自由があるにもかかわらず、クライアントがついてくる事
※価値観を押し付けてはいけない
技術
クライアントにやらなければならないことを、やりたいと思わせる事
※説得よりも納得させる技術
7つの要素
①誠実さ
- 何を言うかより何をするかで価値観は浸透する。体から滲み出す
- 感情的に価値観を語る
- 行動で見せる
- 大義のため、クライアントのため、目的のために野心的になる
※コンディショニングの重要性をセッション中に体現して伝えること。
自らがコンディショニングトレーニングを行い、整えていることが最も説得力が増す。
②決断力
- 冷静な分析と直感
- 問題の本質を見つける
- 決断後も失敗をしてもいい(失敗は強さの源)
- 重要な判断をするときは、異なる視点を戦わせた方が良い
※評価だけでなく経験からくる直感でクライアントのコレクティブポイントを見つける。
一回の評価で決めず、修正を加えながら最適なプランを設定する
クライアントのメニューを年間計画やプログラムを決定する際は、悩んだ時は違う視点を持つコーチに相談して決めるべき。
③集中力
- 優先課題を最小限に絞り、脇目も降らずに専念する
- 最重要なのは「何をすべきか」ではなく、「どのような時間を使うべきか」である
- 指導中は最も重要なことだけに集中する
- 切り捨てる勇気=決断力
※トレーニングプログラムに意図を持つこと。一回のトレーニングセッション、ワンクールでのトレーニングであれもこれもと入れすぎない。コレクティブなのか?ストレングスなのか?モビリティなのか?スタビリティなのか?セッションでの目的を絞り込みべき。
④人間味
- 最強の矛盾を準備する
- ハイレベルなビジョンと戦略に集中しつつ、一見取るに足らない詳細の両方に徹底的にこだわる。価値観に徹底的にこだわる。※神は細部に宿る
※カウンセリングで最高のプランとプログラムとエクササイズを設定したとしても、エクサササイズ一つ一つの質が低ければ変化はしない。サービスにも徹底的にこだわるべき。
⑤対人スキル
- ハード面では高水準のパフォーマンスを求める
- ソフト面では相手の自己肯定感を育む努力をする
- 人は皆モチベーションを高めて欲しい
- ポジティブなフィードバックを行う
- 人は皆モチベーションを高めて欲しい
- 結果の出せるコーチは、クライアントに困難なプログラムを決断し、高いレベルを要求し、コーチは期待に応え、細部の注意を怠らず、大事な時に「しっかりしろ」と叱咤する能力が求められる。
- 提案を質問の形で示す。
- ①具体的に何が起きているのか?(結果)
- ②その結果に至った選択肢と決断を尋ねる(過程)
- ③コーチの提案を検討したか聞く(+過程)
- ④コーチの提案を自ら試してもらう(自己決断)
- この流れは【教育と成長のプロセス】である
- クライアントが能力を試し、成長し、ベストを尽くす機会を与える
※PNP法を駆使する。飴と鞭の使い分けをする。
⑥コミュニケーション能力
- 文字にこだわらなくていい
- 絵、図、ストーリーで伝えよう。※鮮明に描こう。
- コーチングのSSC(シンプル、短く、鮮明に)
- 論理的に正しいかより、効果的に伝えることが重要。
- 「短く」「生き生きとした言葉で」「明確に」「わかりやすく」「シンプルに」「パワーワードで」伝える
- 絵、図、ストーリーで伝えよう。※鮮明に描こう。
- 「私は」「私たちは」「あなたは」を使う
※効果的と言うのはクライアントが実際に行動に移してくれること。実際に行動にうつさなければ、相手に伝わっていないと言うことになる。
⑦常に前進する姿勢
- 日々向上
- 客観的で正直な第三者をコーチングにつける
- パーソナルトレーニング、コンサルティングetc
- 客観的で正直な第三者をコーチングにつける
- 常にエネルギッシュ
- 「変化」はエネルギーを消耗する。しかしそれ以上にエネルギーを生み出す。
- コーチはクライアントの理想の姿を思い描き、いずれ彼らがその理想に到達できるという揺るぎない確信を抱く。コーチはクライアントの魂をつかみ、表へ引っ張り出し、目覚めさせる。
※自分自身も常に成長しつづける姿を見せる。セミナーや他のビジネスに触れることで自分自身の価値を高める。
総括
この内容は抽象度が高く、色々な場面で応用が効く内容となっています。例えば、経営者、スポーツコーチ、監督、コミュニティリーダーになった時にも使えます。
この内容を自分ごとにして、具体的な行動にまで落とし込むことができた暁には立派なリーダーになっていることでしょう。ここに書いてあるリーダーシップの持ち主は、今は会社員や個人事業主でも、いずれチームを率いるリーダーになります。むしろ勝手に世間から求められます。早い段階から意識して「圧倒的な結果」を出すために実践していきましょう。
コミュニケーション能力
セッションでのコーチング基本スキルとフロー
1. ラポールをとる(関係性を深める)
2. 傾聴する
3. 質問(潜在意識=感情・価値観から質問で汲み上げることで気付きを起こす。)
4. 承認(成果承認 変化承認 存在承認)
・親が子供をハグするのも存在承認の一つ
5. フィードバック
・強化するフィードバック
・改善するフィードバック
6. リクエスト&アドバイス
・指示や命令とは異なる
セッション前のモチベーションテクニック
- アイスブレイク
- 前回の振り返りor体調確認
- 長期的な目標確認
- 短期的な目標確認
- 今日のセッション内容
Coaching 4 Point
①特性
・このエクササイズの特性
②背景
クライアント個別の背景
③代償
・注意すべき代償動作の説明
④理由
・このエクササイズによって得られることの説明
Coaching SSC
Simple
・シンプルに
Short
・短く
Clear
・分かりやすく
Coaching 3 Step
①Verbal Command
・口頭指示
②Hands On
・ガイディング
③Perception
・知覚を発生させる